たき火をするときは、焚火台を利用します。
地面を汚さない、芝を焼かないという意味も、
自然には帰りづらい炭や灰を片付けやすくする意味もあります。
焚き木として、燃えやすい木と燃えづらい木のほか、
着火剤として木の皮や小枝などより火が付きやすいものを用意します。
牛乳パックが意外と使えます。
時間帯は夕方から夜が良いです。
火がよく見えるのと、温かさを感じられます。
木は三角のテントのような形になるように組みます。
適度な隙間を開けるのがコツです。
空気の通り道を作り、くすぶることなく燃えやすくなります。
くすぶると、煙が増え、目にしみます。
火の大きさはほどほどにしておきましょう。
火災のリスクもありますので、周囲に燃えやすいものを置かない、
風向きにも注意を払います。
適度な火が上がってしばらくすると、
火は小さくなっていきます。
焚き木を追加して、火を育てていきます。
終わりに向けて、
もう少しやりたいという気持ちを抑え、
少しずつ鎮火に向けて、焚き木は与えません。
赤く燃える織火になったら、良いたき火です。
この織火を眺めるのも、最後のごほうびになります。
最後まで火が消えるのを見届けられない場合は、
火消し壺にいれます。酸素を断ち、火を消します。
この一連の流れの、火と共にいる時間は、
特別な時間となります。
たき火だけではなく、その季節の風、音、月や星などから、
マインドフルな気づきが得られ、
多忙な生活から少しずつ自分を取り戻していくことができます。
注意
なお、たき火をやる時はお住いの市区町村のルールに従い、
火気に十分気を付けておこなってください。