9月2日(土)、3日(日)と研修講師を務めました。この度は栃木県カウンセリング協会様よりご依頼を頂戴し、栃木県青年会館コンセーレにて、計8時間のマインドフルネスについての集中研修講座として講義させていただきました。
研修となるとパワーポイント資料を作成し、お見せしながらお話をするわけですが、それがとても難しいものでした。なぜなら、マインドフルネス講師はマインドフルネスを“体現”する者で、言葉で「こういうものですよ」と伝えることは案外少なかったからです。しかし、研修の中では8時間という時間をいただき、体験の時間やシェアリングの時間を十分に取ることができたため、体験からマインドフルネスを学び取っていただくことができたのではないかと思います。
マインドフルに今この瞬間に生まれてくる言葉を大切に伝えたかったため、あまり多くの原稿は用意しませんでした。しかし、その分、十分に説明ができず、上手く伝えられなかった点が多々あったのではないかと思います。これは講師としての経験を積み重ねていくこと、マインドフルネスを齟齬なく、適切に表現する言葉を身につけていく必要があると思いました。あとは、眠気を誘うこの声色の使い分けとして、目覚めた状態を導くガイドも訓練したいと思っています。
家に帰ってくると、心は何かをしたがっているのに、体は横たわりたい感じでした。ああ、自分は頑張っていたんだな、緊張していたんだなということに後になって気づきます。とはいえ、研修の時間を楽しむということもできました。その場で、マイクを渡し、体験の内容などをお話を聴かせていただき、そうしたやり取りがとてもうれしい時間でした。一方的に情報を伝えるのではなく、参加者の皆様の交流のなかでおこなえるのはありがたいものです。ご協力いただいたみなさまありがとうございました。
Tochigi Mindfulness & Counseling Takibiでは、主にマインドフルネスに関する社内研修や学校研修、セミナー、講義等のご依頼をお受けしております。ストレス対処法やリラクゼーション法など、心や体の健康に関わる内容で、地域貢献を図っております。ご用命はお問い合わせよりお願い申し上げます。