続けていく

2023年1月からはじめて講師としてMBSRのクラスを受け持ちました。同時に、お世話になっているIMCJのKiyoko先生のMBSRのクラスに参加していました。受講中はもちろん受講生として参加していましたが、時々講師としての自分も出てきていて、マインドフルネスのとらえ方は講師という立場を得ても、それほど違わないということも併せて体験的に学びました。

講師という立場は、マインドフルに居続けることを難しくさせました。受講生の前にいる以上、「ちゃんとしていなきゃならない」とさせてくる私の中に棲む“虫”がすぐに出てくるのです。それは私から自由、遊び心、平静さをいつも奪っていくものでした。今回どのようにしてその”虫”を退治したのか。それは、「退治する必要はない」ということを知ったということでした。そのままを見て、もっと見て、そして、その虫を生み出している自分に優しく接し、そのままでいさせてあげただけでした。このように、マインドフルネスでは「今の自分のままでいる」ということを許し、そして更なる一歩を踏み出させるものだと思っていただけると良いなと思っています。

講師という帽子を得ても、一人のマインドフルネスの実践者に何も変わりがないということを学びました。今年2回目のMBSRを募集していますが、またどんな旅が待っているのか、とても楽しみです。

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